よっこいしょ!

介護の仕事を通して感じたことをお贈りします。

トイレはすぐに流してはいけない?排せつ物でわかる健康チェック!

よーさん。です。

今回は少し、後ずさりしたい内容かもしれませんが(笑)

とても大切で重要な“排せつ物の観察ポイント”についてお贈りしたいと思います。

目次

 

 

はじめに

「ちょっと待って。か、観察するの?」と引いてしまったかもしれませんが、

排せつ物は健康状態を教えてくれる貴重な情報源なのです。

しっかり観察することで、身体の異変に早期に気が付くきっかけになることもあります。これから細かく紹介していきますが、食事前や想像力が豊かな方は自己判断でお願いします(笑)

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画像引用元:イラストAC


 

便の形

理想的な便とは、バナナのような形と言われています。

これから、それぞれの便の形による特徴などをお伝えします。

 

・バナナタイプ(通常)

1番理想的な便の形です。

健康状態がよく、消化・吸収・排せつの仕組みが乱れることなく行われると思われます。

 

・コロコロタイプ(硬便)

便秘の人に多く腸がストレスを抱えている状態です。

力んでも、うまく排出されずスッキリしません。

排便の際に強く力むので切れ痔になりやすくなります。

お風呂でゆっくり浸かったり、食物繊維を多く含む食材を食べましょう。ヨーグルトなども効果的です。

 

・ドロドロタイプ(軟便)

流しても便器にこべり付いたり、粘り気が強く拭き取りにくい場合は脂肪が多く含んでいる便です。肝臓に負担がかかっていると考えられます。

アルコールを少し控えましょう。

 

・サラサラタイプ(水様便)

水分が多く下痢便。冷たいものや甘いものを多く取り過ぎた場合や消化不良の際になります。同時に腹痛や嘔吐などの症状がある場合は感染症なども考えられます。

長く続くと体内の水分や電解質が失われ脱水症状を引き起こすこともあります。

十分な水分補給を心掛けましょう。

 

便の色

 

・茶色系

通常の健康的な便です。

 

・灰色系

ウイルス性腸炎などの異常が考えられます。

消化器官を受診し専門医に観てもらいましょう。

 

・黒色系(タール便)

タール便とも言われ、明らかに危険信号です。

服用した薬(鉄剤や下剤)の影響により黒い便がでることもありますが、胃や十二指腸など上部消化器からの出血が考えられます。

消化器官を受診し専門医に観てもらいましょう。

 

・赤色系(血便)

血が混ざった血便です。鮮やかな赤色の場合は肛門に近い下部消化器官からの出血で、痔・大腸ポリープ・大腸炎・直腸がん などが考えられます。

消化器官を受診し専門医に観てもらいましょう。

 

まとめ

今回は便の「かたち」と「色」についてお伝えしましたが、その他にも量やにおい、1日の回数、座ってから出るまでの時間など様々な観察ポイントがあります。

いつもと違う便が出た際参考にして頂けると幸いです。

よーさん。でした。

 

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